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病院から地域へ

 わが国では長年、病院を中心とした医療が行われてきました

 精神科医療は進歩してきましたが、その光の陰で地域や社会から孤立している重度の精神障害を抱えた方やそのご家族に対しては十分なサービスが行われてこなかったのも事実です

 「病院から地域へ」という言葉が叫ばれて久しいですが、平成16年9月に「10年後には必要病床数を約7万床減少させる」とした「精神保健医療福祉の改革ビジョン」の実現はほぼ困難な状況で、掛け声だけが上滑りしていく虚しさを感じている方も多いのではないでしょうか

 先日発表されたOECDの日本の精神科医療に対する提言では、重度の精神障害を持った方にとって入院が唯一の選択肢となっている現状を指摘した上で、「地域社会での十分かつ質の高い医療提供が強化されるべき」と書かれています

 それでは、障害を持っていても希望を持って安心して生活していける社会とはどんな社会なのか?精神科医療はどうあるべきなのか?‥

 私たち岡﨑クリニックの活動は医療の立場からその問いに対する答えを追い求めた一つの取り組みです

OECDによる日本の医療の質を改善するための提言(抜粋)

 日本の精神医療制度の歴史的な背景も影響し、治療の提供は入院施設に過剰に集中しており、良い面では多様な提供者の拠点となることであるが、悪い面では、多くの場合に、重度の精神障害を有する患者にとって唯一の治療の選択肢となっていることである。

 日本の精神医療における入院治療中心からの大きな転換と、同時に必要となる地域社会でのケア体制の構築が実現すれば患者の選択を促し真に患者中心のケアモデルに寄与するだろう

 地域社会での十分かつ質の高い医療提供の確保によって強化されるべきであり、そのためには受け皿の整備を着実に推進することが不可欠

(OECD 医療の質のレビュー:日本 © OECD 2014)

 当院では、ACT(Assertive Community Treatmennt)をモデルとしたケアマネジメントによるアウトリーチを主体とした包括的な支援を行っています

 医療者・支援者はどうしても管理的な視点に立って支援をしがちです

 しかしながら、地域ではこれまで行われてきた支援者が主体の管理的な支援を行おうとしてもうまく行きません

 「いわゆる治療」とともに「障害をもった生活者に対する支援」の充実が必要です

つまり、支援者側が主体となって

ただ病気や症状の安定を目指すのではなく

 

その人らしい生活の実現:本人のリカバリーを目指し、

自分の力に気づき、主体的に行動できるように支援しています

ACTに関心のある方への見学を随時行っています。

見学をご希望の方は診療時間内に当院へご連絡ください。